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生命科学類型

 2025年8月8日(金)にインテックス大阪で開催された「日経STEAMシンポジウム2025」において,本校の生命科学類型2年生の「ゴキブリを知り隊(want)」チームが,全国の高校が多数参加する中,最優秀探究賞を受賞しました。


 「探究ポスター発表 アイデアの泉」では,生徒たちが日頃の探究活動をポスター形式で発表し,来場者が付箋に意見や感想を記入して貼り付けたり,投票を行ったりすることで交流が生まれます。多様な視点から新しい発想や学びを得られるのが,この企画の魅力です。
 本校からは以下の3チームが出場しました。

  • 茶しばき:植物好きと物理好きの融合による新たな視点での研究
  • 思想の強い数学好きが集結:確率を用いて円周率を導く探究
  • ゴキブリを知り隊(want):苦手意識を乗り越え,クロゴキブリを対象にしたユニークな研究

 中でも「ゴキブリを知り隊(want)」は,研究の独創性と真剣な姿勢が来場者の注目を集め,多くの付箋コメントが寄せられました。「ゴキブリを見たくない」「実験で25回も走らせたのがおもしろい」といった声が数多く寄せられ,投票でも高い支持を得て,見事最優秀探究賞を受賞しました。
 生徒たちは「予想以上に多くの人からコメントをいただき,自分たちの研究が伝わった手応えを感じた」と振り返っています。
 今回の経験は,生徒たちにとって自らの探究を社会に向けて発信する意義を実感する大きな機会となりました。本校では,これからも生徒一人ひとりが問いを深め,多様な声と出会いながら成長できる探究学習を推進してまいります。

 7月18日(金),生命科学類型2年生が神戸大学と甲南大学の研究室を訪問しました。最先端の研究に触れるとともに,大学院生の方々から自身の探究活動について直接アドバイスをいただきました。

 活発な質疑応答を通して,生徒たちは専門的な視点からの助言を受け,探究活動をさらに深化させる意欲を高めることができました。この貴重な経験は,生徒たちが研究の面白さや奥深さを実感する良い機会となりました。

 7月15日(火),生命科学類型1年生の「理数探究基礎」の授業にて,神戸大学大学院工学研究科の寺田努教授による特別講義「神戸大学の知に触れる」を実施しました。

 寺田教授は,常に身につけるコンピュータ「ウェアラブルコンピューティング」の研究を専門とされています。講義では,スマートウォッチの心拍数測定などを例に,ウェアラブル機器の概念や健康・医療分野での応用について解説いただきました。

 最先端の研究に触れることで,生徒たちは科学技術への関心を深め,今後の探究活動や進路選択を考えるきっかけを得ることができました。

 

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